民主党の勝利ー日本新民主主義の始まりか

今回の選挙結果は、日本の歴史の中で初めて、有権者が政権交代を要求して選択を実行した点で、記念するべき日となった。従来の与党依存の信任選挙型選挙<頼まれての選択>から変わり、有権者もその選択に責任を持つ、政治を個人一人一人に出発点を求める選挙のあり方を実現した。
これをチャンスに、更にこの考え方の進化と確立を発展させなければならない
今後の問題点としては、判断の手段となる情報が有権者に正確に伝わる手段ー情報の公開、開示、マスコミの一層のモラルの向上と良識のアップが要求される。マスコミ内で今迄常識となっている事でも、見直すことで、日本の民主主義の発展に役立つ事については実施すべきである。それが民主主義発展の条件になるからだ。
政治担当の人員の構成は広い世界の中から選ばれ、老若、男女、職種を問はず参加できる組織とならねばならない。運動の資金も今後は企業献金の全廃を目指し、特定の団体との結び着きでなく、政治<行政>提案が自由に出来る人達の政治集団となるべきである。

これらの政策、運営を着実に実行して行くならば、長期の政権もあり得るだろう。